法文学部後援会会長
桑畑 安丈
2024年の年明けは、元日に、能登半島地震が発生し、翌2日には羽田空港での航空機衝突・機体炎上といった普段では起こりえない事故まで発生し、不穏な年始めとなりましたが、2023年度も終わりを迎えようとしています。
このたび、鹿児島大学・大学院をご卒業・修了されます学生及び父母等関係者の皆様には心からお祝いを申し上げますとともに、これまで本会の運営に対するご理解とご協力に感謝申し上げます。
さて、卒業・修了されます学生の皆様において、本学の大学生活はいかがだったでしょうか。2020年1月に新型コロナウイルス感染症の国内感染が確認されて以降、特に学部生にとっては入学当初から夢に描いていた大学生活とはかけ離れ、学生間の交流もままならず不安な環境が続きました。卒業・修了の年となる2023年5月に5類移行され、ようやくマスクなしでの対面授業やサークル活動も可能となり、久しぶりに取り戻した日常を大学生活は残り短くはなりましたが思い出を残す期間になったのではないかと思います。
また、コロナ禍の制限で自分がやりたいこと、挑戦してみたいことが数多く出来なかったことと思いますが、自分たちの送った大学生活は、良き糧として前向きに捉え、今後、社会の中での壁や困難に直面した時にこそ、この経験が皆様の支えとなり得るよう本学卒業生・修了生としてご活躍されることを願っております。
最後に、会長として1年間、本会の運営に関わらせていただきました。この1年間、皆様には様々な形でご支援を賜り、この場をお借りし厚く感謝申し上げます。本年度はようやく対面での総会開催を実施でき、参加いただきました皆様とは大変貴重な情報交換をさせていただくことができました。
また、教職員の皆様におかれましても、より高いレベルの教育を学生たちに提供しようと日ごろからご尽力いただき誠にありがとうございました。
会員の皆様には、大学の教育効果が発揮できますよう、今後とも本会の趣旨をご理解の上、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。